友人のお店の内装をわいわい手伝ってきた件(3日目)
3日目
人類の進歩が起こる瞬間とは、どのようなものなのだろうか。
初めてプロメテウスによって齎された火を眺めた者達は、どんな気持ちを胸に抱いたのだろうか。
…………電気点いとる!!!!!!!!!
窓の外に溢れる光を目印に、駆け足でお店に向かうと…………
なんかサイレントヒルになってた。
なんでこうなっていたのかは今でもまだわからない。流石に今回ばかりは成人男性だからといって△さんになりたい欲があるわけではないと思う。謎だ。
俺はというと、光だ!すごい!明るい!!感動!!とテンションが爆上がりしてしていた。いや電気、すごくない?夜に作業してて手元明るいんだよな、チートか?
そんなウッキウキしてる俺を横に、既にそのフェイズを数時間前に通過している皆はテキパキと作業を進めているのであった。ずるい。
これが何をしている写真かというと、浦島太郎の序盤で亀をボコるがごとく木を袋叩きにしているわけではなく、テーブルを作成しているところです。
改めて撮るとこんな感じ。
内装担当の葉月氏から教えてもらったところによれば、最近売っている木材は決まった規格でカットされているため、その規格に沿って組み合わせれば棚とかテーブルとか色々と作れるらしい。なるほど。(確かによく見ると同じ横幅、ちょうど規則的な長さになっている。)
……そもそもテーブルって自分たちで作れるんだ……へえ……すごいな…………(DIYレベル0)
しかも、テーブルの天板部分の木材は、我々が紙やすりでこすり続けすぎてテッカテカになってしまい、塗装を弾いてしまった例の"アイツ"(1日目の記事参照)らしい。お前……ちょっと見ない間に立派になったじゃねえか…………
インパクトドライバーでネジを打ち込み、金具で固定して、足に固定用の器具を取り付けたテーブルの完成形がこんな感じ。
思ってた5倍くらいちゃんとテーブルじゃんね!?(そしてよく見ると確かに足の部分含めて同じ幅の木材で構成されていることがわかる。)
いつの間に俺たちはこんなものを作っていたんだ……と自分たちのしたことに後追いで感動していた。(自分がいかに何もわからずに目の前のことをやっているかがわかる)
あ、これは宣伝なんですけど、お店来た人はテーブルの天板触ってみて我々のやすりがけの成果を体験していってください。マジでテッカテカのツッルツルなんで。
テーブルもひとまず完成!これで工期の予定だった5日目にいい感じに間に合う……と思った矢先!驚きの出来事が!
つづく!(次回予告)(書いてたらノッてきた)